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塵積もって人に成る

























ゴミは生きていく中で必ず排出される物で、それは生き方によって多くの種類を伴い自分の周りのゴミはその個人の生き方を表すものになると思う
塵が積もって山になるように、今まで捨ててきた物が積み重なって人の形を成していく
毎日のように消費してる物、理由があって捨てられず手元に残ってる物、これからゴミにする物、どれも等しくゴミであって過去の物だけれど、
この撮影を通じて捨てるのは単なる物ではなく被写体自身の気持ちや思いでもある
ゴミと共に切り離せず残ったどうしようもない感情を捨てて山にしていくことで自身の気持ちを整理し区切りをつけていくこれは、一種のセラピーのような行為なのかもしれない
積もる塵の中に意味を見出すこの撮影はきっとこれからも続けていくことになるだろう
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